sshfsのインストールと活用

・sshfsとは
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/948sshfs.html
http://linux.mini13i.gotdns.org/filesystem%2Fsshfs.html
http://wiki.mmj.jp/index.php?Fedora5%2FFUSE-sshfs

公式は以下
http://fuse.sourceforge.net/

・利点と注意点
NFSやSAMBA同様ネットワークの向こう側にあるディレクトリをマウントしたい際の手段のうちの一つといえるが、
マウントされる側では(SSHD以外)なにも特殊な物を動かしておく必要がないというメリットがある。
ポートもssh用のポートだけが開いていればOKである。
よってマウントされる側のサーバーであまり変わったサービスを動かしたくないとか、変わったポートを開けたくない場合
であっても問題なく使えるというメリットがある。
また一つのサーバーにあちこちのサーバーのディレクトリをマウントしたい場合なども、インストール等作業の手間がかからないので便利であるといえる

注意点としては、以下の点がある
−ファイルのロックは行われない
 不特定多数のプロセスがファイルに書き込みをしたい用途には不向き
−ファイル所有者・パーミッションの設定を適切に行う必要がある

・インストール
以下、RH9(カーネル2.4系)にfuse+sshfsをインストールした際の手順を期す。
2.6系のカーネルだとfuseが初めからモジュールとして入っているようなので、
その場合はfuseのインストールは不要と思われる。
(modprobe fuse は必要かもしれない)

fuseコンパイルに必要な物を入れる
kernel-source をyumでインストール
glib2-devel をyumでインストール

fuseカーネルのモジュールとしてインストール
fuseの最新は2.7系(2008/4現在)だが、2.4系のカーネルにはfuse2.5.*が必要になる。
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=121684&package_id=132802 より
fuse2.5系の最新2.5.3をダウンロードしてきて、

./configure --prefix=/usr
make
make install

でインストール。

インストールしたら
modprobe fuse
でモジュールを有効にする必要がある。
(/etc/rc.localにも modprobe fuse を入れておくことをおすすめする)

−sshfsのインストール
sshfs-fuse-1.9
./configure --prefix=/usr
make
make install